2008/05/08

弱みにつけこんで

在日チン人から聞いた話。国民投票の一週間ほど前のこと、そのチン人の母が、ヤンゴンの病院に入院した。

手術を受ける間際になって、政府の役人が病室にやってきて、彼女に事前に投票するように迫った。退院してからでも間に合うから、と言っても頑として聞かない。そんなわけで、彼女はしぶしぶ投票せざるをえなかったのだが、もちろん「賛成」以外に選択肢はない。

彼女が言うには「だって反対だなんて書いたら、手術中に何されるか知れたものではない」と。