2011/04/21

逃げた研修生

研修生ビザで日本にやってきて、研修先から逃げ出して難民認定申請をするビルマ難民がいる。こうした人は難民認定されたり、在留特別許可をもらうのは難しいともいわれるけど、そうした例がないわけではない。

要は、ビルマ国内で命の危険があり、逃げる手段として研修生制度を利用せざるをえなかった、ということを証明すればよいわけだ。

それはさておくとしても、ビルマからの研修性の受け入れには、日本の企業と研修生の間を取り結ぶ団体が関わっているが、そうした団体のひとつが研修生に向けてこんなメールを送ったそうだ(もっともこれは2005年ごろのこと。メールは間違いを含めそのまま引用するが、固有名詞は削除した)。

(ここから)

みんなさんへ

にほんでしっそうしたA(ビルマ人男性の名前)はとうきょうほうめんでけんきょされてミャンマーにきこくとなり、ヤンゴン空港でとめられ、けいさつにつれていかれてからくににうったえられて、さいばんでのはんけつはヤンゴン・インセインけいむしょに3かげつはいることになりました。どうじに200まんチャットのばっきんをくににはらうことになりました。

Aのばあい、いぜん、みんなさんにわたしたろうどうしょうからのけいこくしょをだすまえにしっそうしましたが、ほんにんがしらなくてもこんかいのじょうたいになります。

しかし、ろうどうしょうからのけいこくしょをもらってからしっそうするばあいは、みんなさんにもまえからつたえたとおりけいむしょに1ねんかんと1000まんチャットのばっきんをはらうことになります。ですから、みんなさんもにほんでしっそうせず、3ねんかんきちんとしてミャンマーにかえることをさいどちゅうこくします。

にほんミャンマー○○くみあい

(以上。さらに同内容の英文付)