2012/08/01

APCRB

7月29日、BRSAの仕事で、ビルマ国境の難民の子どもを保護する会(APCRB)の月例会に行って、アラカン州支援のための寄付金を手渡した。

APCRBは、在日ビルマ難民による支援団体で、BRSAと同じ頃に結成されたので、いつも交流がある。この団体については3年前にすでに書いた(「ビルマ国境の難民の子どもを保護する会総会」)が、その後もこつこつとビルマ難民の子どもたちのための支援活動を行っているそうで、なんでも現在はタイ、インド、バングラデシュにAPCRBの事務所を設け、そこを拠点に難民に経済的な支援を続けている(ヨーロッパにも事務所を設置する計画もあるとのこと)。APCRBがおもに支援している施設は、各地でお坊さんが運営している難民の子どものための学校だ。

会員数が多い団体ではないので、支援といっても限度があるとのことだが、大事なのは額ではなく、続けることだ。
日本社会の中ではAPCRBは有名だとはいえないけど、ビルマへの支援に関心を持つ人はこの団体を通じて各地の支援事業と関係を持ったりしてみるのも面白いかもしれない。

ところで、今回のAPCRBの月例会は駒込地域文化創造館の調理室で行われていて、会員が持ち寄った料理を食べながら、くつろいだ雰囲気で行われていた。

わたしもエビの煮込み、豚肉料理などとご飯をご馳走になった。また、アラカン民族の会員が多いので、アラカン風のスープもあった。おなかが 一杯だったので断ったが、本当はソーメンを入れて食べるのだとのこと。ビルマ人の食べるモヒンガー(魚と豆の汁のソーメン)から豆を抜いてサッパリさせた 感じのスープであった。