2013/06/16

狒々の血

普通「父の日」というと,子どもが自分の父親に感謝する日だと考えられているが,キリスト教会などでは,その教会に集う子どもたちが,自分にとって父のような男性にも「ありがとう」を告げ,花などを贈る日だとされている。

世の中には子どものない男性や,父親のいない子どもがいることを考えれば,これはとても良い慣習だ。

あるカチンの子ども(前にスーチーさんへの手紙をここで紹介した子)がわたしに次のような父の日の感謝状をくれた。


これはとてもありがたいことだ。会長というのは在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)でのわたしの役職だが,わたしの働きがこの会のすべての会員のおかげであることを考えれば,これはBRSAのすべての男性に宛てられたものと考えることもできよう。

なお,タイトルは吉田戦車の『伝染るんです』に拠っている。