2014/03/05

報告会のお知らせ

【在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)報告会】
「あるポスト・サフラン・ジェネレーション活動家の逮捕」

警察に拘束されているネーミョージン氏

新 たな国と古い国,新しい権力と古い権力,新しい社会と古い社会,新しい価値観と古い価値観がせめぎあう現在のビルマで,新しい運動・活動が多くの人々の支 持を集めています。それは社会的支援活動を政治活動の中心に据え,インターネットなどのメディアを手段として駆使するポスト・サフラン・ジェネレーション とでもいうべき人々です。

2013年11月13日,そのポスト・サフラン・ジェネレーションの代表的な活動家の1人 であるネーミョージン氏がエーヤーワディ管区にて逮捕されました。BRSA会長,熊切はそのとき彼と行動をともにしており,彼の逮捕,それに引き続く法廷 での緊迫したやりとり,そして釈放までをビデオに収めることができました。

今回,BRSAの報告会としてみなさんにごらんいただくのは,その一部始終であり,類例のない記録を通じて明らかになるビルマの現在の姿です。

活 動家はどのように逮捕されるのか,国家が人の権利をないがしろにするとき何が起きるのか,そして,活動家はいかなる目論見を持ってこの迫害に対処したの か……この記録からは,ビルマにおける法の支配の欠如が具体的な細部とともに浮かび上がります。ですが,そればかりではありません。そこには社会を変えよ うとする人間ならだれしもが直面する運命があります。

ネーミョージン氏は軍上層部の腐敗を目の当たりにして軍を辞した元大尉であり,現在は政治活動家・社会活動家として,ビルマの農民の生活向上のための支援活動を行っています。

「民主化」されたビルマのいまだ変わらざる一面と,ビルマの新たな政治潮流に光を当てるこの報告会にぜひご参加ください!

内容:ビデオ上映(約50分)と解説(熊切拓BRSA会長)

日時:3月14日(金)・3月28日(金)[内容は同じです]

時間:19:00〜21:00

場所:BRSA事務局
(東京都台東区上野3-12-5大同ビル2F Burma Concern内) JR山手線御徒町駅より徒歩3分。御徒町南口1(駅前広場側)を秋葉原方面に進み,3本めの通り(居酒屋南部百姓家の角)を入る。その先の郵便ポストがあるビル。

参加費:1,000円(資料代など)

連絡先:brsajp@gmail.com

主催:在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)

【在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)は 2008年に在日ビルマ難民と日本人によって設立された政治団体です。あらゆるビルマの難民・国民のためのさまざまな支援活動を行っています。ウェブサイ ト:http://brsajp.blogspot.jp/

協力:ビルマ・コンサーン