2014/12/17

マナウに来る人々

12月2日、カチン村に向かう道すがら、マナウの会計係の人に、今回のマナウの参加者がどれくらいか聞いたら、おおよその数として以下の人数を教えてくれた。

中国のカチン人 100人
ビルマ国内のカチン人 70人
タイ国内のカチン人 300人
それ以外の国のカチン人 300人
近隣の村の山岳民族(アカやリス) 500人

これに、カチン村の人々が加わるのだという。ちなみに日本からはピーターさんとわたしだけだ。

さて、車はだんだん山道に入っていく。ちゃんと舗装されているが、照明がないので真っ暗だ。2箇所ほどチェックポイントを通過するが停められはしない。このあたりはタイ人ではなく山岳民族が暮らす地域だ。そして、ピーターさんによれば、ずっとずっと山奥、タイの警察もビルマ軍も行けないような国境地帯、いわゆる黄金の三角地帯で、山岳民族がアヘンが栽培しているという。

車が本道をそれる。カチンのマナウの模様を描いた門をくぐり抜けた先にカチン村があった。

村の入り口に立てられた歓迎の門