2015/12/21

バス旅行と一時旅行許可申請(3)

今度のバス旅行のために作成した文書は次のようなものだ。

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上申書

日本国法務省入国管理局仮放免許可申請および難民認定申請に関わるみなさま

わたしたちは在日ビルマ難民たすけあいの会と申し、日本に暮らすビルマ難民の生活の向上のために働き、ビルマ民主化を目指す政治団体であります。

このたび、恒例の行事として、2016年1月1日(金曜日)に以下のような日帰りバス旅行を企画しております。本旅行参加者が一時旅行許可書申請の際に、ご参照いただければ幸いに存じます。

目的:観光旅行
旅行先:静岡県裾野市須山字藤原2428

旅程:
1)2016年1月1日朝、高田馬場駅前集合、静岡県に出発。
2)スノータウンイエティ(静岡県裾野市須山字藤原2428)にてスキー。
3)温泉施設、ヘルシーパーク裾野(静岡県裾野市須山3408)。
4)18:00に出発。夜、高田馬場帰着。

在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)

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ある時、品川の入管にいたら、会員の1人が声をかけてきた。夏のバス旅行のための許可を取りに来たのだが、自分の携帯に入っているこの文書を入管に見せたら、ちゃんとした紙でなくてはダメだと言われたのだという。

わたしはその紙を持ち合わせていなかったが、入管のコンビニのコピー機にネットワークプリント機能があり、携帯を通じてなんとか印刷できた。

その紙を彼に渡しながら思ったのは、旅行の情報が分かればそれで済むものを、わざわざイヤガラセのように紙を要求して申請者を困らせる入管はまったくとんだ性悪な連中じゃわい、ということで、わたしは実に不愉快な気分になり、そして今なお不愉快であり、さらに将来的にもバス旅行の文書を作成するたびに不愉快になること疑いなしなので、憂さ晴らしにここに書いたのである。